ConoHaでLet’s Encryptの証明書を導入する手順

WordPressのテーマ(STINGER8)でプロトコルをhttpからhttpsにしたいと思います。

この記事では、Certbot クライアントをインストール~バーチャルホスト設定まで紹介します。

 

環境

OS/ミドルウェア バージョン
CentOS 7.2.1511
Apache 2.4.6
PHP 7.0.28
MySQL 5.7.21
WordPress 4.9.4

 

Certbotクライアントをインストール〜Apacheへの設定

下記URLを参考にインストール及びApacheへの設定をする。

参考URL → CentOS 7 + Apache 2.4 に Let’s Encrypt の証明書を導入する手順

※サイトに記載してあるApacheの再起動では、再起動出来ないので、下記のコマンドで再起動をする。

[Apacheの再起動]

ファイアウォールの設定がどうなっているか確認。

[許可されているサービスの一覧を表示]

[実行結果]

httpsがあるので使用できる状態です。なければ下記のコマンドで追加して下さい。

 

WordPressサイトをHTTPS化する手順

下記URLを参考にHTTPS化する。

参考URL → WordPressサイトをHTTPS化する手順

※上記サイト内の「3.WordPressのURL設定をHTTPSに変更する」で、WordPressの管理画面に入れない場合は、phpMyAdminから編集します。

 

ApacheでSSL(https)でバーチャルホストの設定

[ディレクトリの移動]

[バックアップ]

[ファイルの編集]

[ファイルの中身]

「NameVirtualHost *:443」をファイル内に追加

[ファイルの作成]

[ファイルの中身]

[Apacheの再起動]

 

最後に確認

/etc/httpd/conf/httpd.conf のファイルの中身を書き換え。

ConoHaVPSは AllowOverride が ALL になってないので、ALL にする。

これで .htaccess のリダイレクトが正しく反映されるようになる。

 

Let’s Encrypt の証明書の更新を自動化する手順 (cron)

下記URLを参考にcronに登録をする。

参考URL → Let’s Encrypt の証明書の更新を自動化する手順 (cron)

※webサーバーが起動中に更新をするとエラーになる。なので、オプション「–webroot」を付ける。

 

サイトのHTTPS化で必要となるGoogleサーチコンソールの再登録方法

下記URLを参考にGoogleサーチコンソールの再登録をする。

参考URL → サイトのHTTPS化で必要となるGoogleサーチコンソールの再登録方法

 

保護された通信にならない場合

[ディレクトリの移動]

[ファイルの編集]

[ファイルの中身_削除する場所]

<VirtualHost _default_:443></VirtualHost>を全て削除します。

[ファイルの中身_最終的な中身]

※バーチャルホストを作成した場合に、デフォルトがあると競合してうまくいかないみたい?

 

投稿者: samancha