ConoHaとCentOS7でGitLab構築

前回の「【第3回】ConoHaとCentOS7でDBサーバー構築」の続きです。

今回はGitLabの構築を行いたいと思います。

 

環境

OS/ミドルウェア バージョン
CentOS 7.2.1511
Apache 2.4.6
PHP 5.4.16
MySQL 5.7.17
OpenSSH 6.6.1p1
Postfix 2.10.1

 

1.関連ツールのインストールと起動設定

openssh-server:
通信データーを暗号化してリモートアクセスを安全に行うためのプロトコル SSH(Secure SHell)を利用するためのソフトウェア
postfix:
オープンソースソフトウェアのメール転送エージェント

gitlabの動作で使用している「openssh-server」「postfix」がインストールされているか確認。

※私の場合は、インストール済みでした。

※インストールされていなかったらインストールする。

[インストールコマンド]

[openssh-serverの起動・再起動時の起動設定をonにします]

[Postfixの起動・再起動時の起動設定をonにします]

[OpenSSHバージョン確認]

[表示結果]

[Postfixバージョン確認]

[表示結果]

 

2.gitlabインストール

[gitlabのrpmファイルをダウンロード]

[表示結果]

[インストール(rpm実行)]

[表示結果]

 

3.設定ファイルの編集

gitlabの設定ファイル「/etc/gitlab/gitlab.rb」を編集し、各設定を行います。
公式ドキュメントの手順に抜けているが、これがないと「gitlab-ctl reconfigure」がうまくいかない?と思います。

cdコマンドで/etc/gitlab ディレクトリに移動し、cpコマンドでgitlab.rbのバックアップをとっておき、vimコマンドでgitlab.rbを編集します。

編集&追加する内容は下記

8000番ポートにしておく。80の場合apacheとかぶるため。
gitlab_rails[‘gravatar_enabled’] = falseはgravatar(グローバルに扱われるアバター)を無効にします。

[vimエディタ検索方法]

gitlab.rbはたくさんの設定が記載されていますので、目的の設定場所を探すのに時間がかかります。
ここは、検索をうまく使ってすばやく目的の設定箇所を見つけましょう。
vimで ‘/’ をタイプしてください。検索モードになり、画面の一番下にフォーカスが移りますので、検索語句”◯◯◯“を入力してエンターを押します。

設定を変更したら、:wqでvimを終了します。

 

4.ファイアウォール設定

ファイアウォールを切っている場合はとくに不要です。
CentOS7になってiptablesの設定にはfirewalldを使用するようになっています。

[設定追加]

[success]と表示される

[ファイアウォール再起動]

[success]と表示される

[プロセスが使用しているポートを表示するコマンド]

[ポート番号から使用しているプログラムを表示するコマンド]

 

5.設定ファイルの反映と関連処理の実行

gitlabではchefというプロビジョニングを実行してgitlabに必要なnginxのインストールや環境設定などいろいろ行っています。
「3.設定ファイルの編集」で設定した情報もここで設定値を反映します。

[設定ファイルの反映]

 

6.gitlab起動

 

7.ブラウザよりgitlabページの表示

http://ipアドレス/ホスト名:8000

でアクセスします

[Gitlabのバージョンを確認する方法]

1.ブラウザから確認する

ブラウザから確認する場合は、GitlabのURL末尾に「/help」を付与すればよい。
「http://GitlabのIPアドレスorホスト名/help」でバージョンを確認できる。

2.コンソールからコマンドで確認する

もしくは、コンソールから以下のコマンドで確認ができる。

[表示結果]

[ログイン情報]

ログインユーザとパスはドキュメントに記載している通りです

ログイン後、パスワード変更画面になるので、パスワードを変更します。

パスワードを入力後[Set new password]クリック

ログイン出来ました。

 

8.Gitのインストール

今の状態でgitコマンドをしてもうまくいきません。

[表示結果]

なのでgitのインストールをします。

[gitインストール]

最後に「完了しました!」と表示されればOKです。

[gitバーション確認]

[表示結果]

今度はうまくいきました。これでgitのコマンドが使用できる状態になりました。

 

9.patchのインストール

[patchがインストールされているか確認]

[patchのインストールコマンド]

Is this ok [y/d/N]: 

が表示されたら「y」

「完了しました!」

が表示されたらOKです。

 

10.GitLabを日本語化する

[gitにあるパッチをコピー]

[表示結果]

[ディレクトリ移動]

[パッチコマンド]

[表示結果]

上記のような結果になったら日本語対応になっているはずです。

[設定ファイルの反映]

[ブラウザから確認する]

日本語で表示されます。

 

11.GitLabユーザー登録

[ユーザー登録手順]

ユーザーを新規に登録するには、root で GitLab にログインした状態から、ダッシュボード右上の [Admin Area ]をクリックします。

[新しいユーザ]をクリック

新規に登録するユーザーの名前、ユーザー名(ログインID)、そしてメールアドレスを入力して[ユーザを作成] ボタンでユーザーを作成します。

※この時点ではパスワードは登録しません

確認画面が表示されます。

 

メールサーバーが正しく設定されていて、メール認証が有効になっている場合は、指定したメールアドレスにメールが送られ、その本文内のリンクからパスワード設定を含めた本登録を行うことになります。

[注意]

ここでいったんrootユーザからログアウトして下さい。(※ログアウトしていない状態で次の「 [新規ユーザ] GitLab配信メールの確認」を行うと、他ユーザにてログインしているためエラーとなります。)

確認画面が表示されます。

 

新しいユーザのパスワードを入力して、[Change your password]をクリックする。

画面が表示されます。

ログアウト[sign out]をクリックして、作成したユーザーでログインしてみる。

作成したユーザーのログイン後の画面

表示される項目が違っているはずです。

[root]

[作成したユーザー]

確認できたら、ユーザー登録は完了です。

 

12.プロジェクト追加手順

一般ユーザーでプロジェクトを追加してみます。ソースコードの管理をするにもまずはそのプロジェクトを作成する必要があります。

GitLab ダッシュボードに一般ユーザーでログインした後に、Project「初期状態でここが選ばれているはずです」

[新しいプロジェクト] ボタンをクリックします。

プロジェクトの作成画面が表示されます。

「プロジェクトパス」「説明」「可視性レベル(?)」を入力&選択し、[プロジェクトを作成]をクリックします。

  • プロジェクトパス:プロジェクトの名前
  • 説明:プロジェクトの説明
  • 可視性レベル(?):アクセスレベル

GitLab 上にプロジェクト my-first-project が新規に作成できました。

※ssh鍵の登録をしていないと下記のように表示されます。

画面を下にスクロールすると、この後のコマンド操作方法についての簡単なガイドが紹介されています。必要に応じて参照してください。

 

13.プロジェクトの Git リポジトリを git クライアントから操作する手順

ターミナルの起動。

sshでサーバーに接続。

[Gitのグローバルなセットアップ]

下記参考。

ファイルの作成される場所:~/.gitconfig

[.gitconfig]ファイルが作成される。

[.gitconfigファイルの中身を確認]

[.gitconfigファイルを変更]

[alias]にgitコマンドを記述して置くと、gitコマンドを記述した内容で使用できる。

[.gitignoreファイルを作成]

[.gitignoreファイルの確認]

[.gitignoreファイルの記述]

人によって内容が異なる。

※.gitignoreを使うと無視する(Gitのトラッキングの対象外とする)ファイル or ディレクトリを指定できる。

この設定は最初からやることをオススメします。途中からだと厄介です。

 

コマンドを打つたびにパスを聞かれるから聞かれないように設定

[ディレクトリの移動]

[ファイルの編集]

[ファイルの中身]

※ユーザー名:パスワードに@が含まれている場合は%40にする

 

コマンドの文字に色付けを行なう

[ディレクトリの移動]

[ファイルの編集]

[ファイルの中身]

 

リポジトリを新しく作成する方法

下記参考。

[ディレクトリの作成]

[作成したディレクトリに移動]

[.git作成]

[表示結果]

.gitが作成されます。

[.git確認]

[ファイル作成]

[インデックスに貼り付け(コミットを出来るように準備)]

[コミット(ファイルの保存)]

[表示結果]

[リモートを指定]

※HTTPを使用

[プッシュ(ファイルをリモートにアップ)]

以上で、GitLabの構築が完了です。

 

【第1回】ConoHa申し込み手順〜CentOS7でサーバー構築

【第2回】ConoHaとCentOS7でWebサーバー構築

【第3回】ConoHaとCentOS7でDBサーバー構築

【第4回】ConoHaとCentOS7でGitLab構築

【第5回】ConoHaとCentOS7でCakePHPインストール方法

 

投稿者: samancha

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